【公式】エコ電力|どれだけ使っても一律料金!

お知らせ

2024.07.24

家電製品の見直しで省エネ節約

昨今の電気料金の高騰にお悩みではありませんか。電気は私たちの生活に欠かせないものであり、電気料金の高騰は家計に大きな影響を及ぼします。
電気料金を少しでも抑える方法の一つとして、家電製品を見直すということが挙げられます。古くなったもののまだ使えるからという理由で使い続けていませんか。
この記事では、世帯別の1日の電気料金平均額の解説、家電製品の買替でどのくらい節電効果があるのかなど紹介していきます。

 

世帯人数別の1日の電気料金の平均
では、世帯人数別の1日の電気料金の平均額を見ていきましょう。

世帯人数が増えていくほど1日の電気料金は高くなっているということがわかります。
1人増えるごとに電気料金は2倍にはなっておりませんが、4人以上の世帯と単身世帯を比べると、2倍以上の電気料金がかかることがわかります。


出典:https://www.e-stat.go.jp/
政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 単身世帯 詳細結果表 2023年
政府統計の総合窓口|家計調査 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表  2023年

※1ヶ月は30日として算出しております。

 

省エネ機器の現状と機器の選び方
家電製品は、一昔に比べ性能が大幅に向上しており、機器を購入する際に、省エネ性能に優れた商品を選択することで節電にもつながります。
今回は、エアコン、冷蔵庫、テレビの3つの機器についての現状と購入する際の選び方について紹介していきます。

 

■エアコン
現在の省エネタイプのエアコンは10年前と比べると約15%の省エネ効果があります。

参照:一般財団法人 家電製品協会「2024年度版スマートライフおすすめBOOK」

【選び方】
使う部屋の広さや建物の構造、気候条件をもとに比較検討し、家庭にあった機種を選ぶことが大切です。

(1)大きさ(広さ)
建物の構造・部屋の広さ等を考え、最適なものを選びましょう。
○畳~○畳は広さの目安ですが、6畳~9畳用と表記されている場合、6畳は木造和室南向きを、9畳は鉄筋マンション南向きを示します。
寒冷地では暖房機能が重要です。

(2)能力
冷房能力(kW):外気温35℃、室内温度27℃とした場合の、室内からの単位時間当たりの除去熱量を示します。
暖房能力(kW):外気温7℃、室内温度20℃とした場合の、室内への単位時間当たりの供給熱量を示します。
※ 寒冷地にお住まいの方は、低温時(2℃)の暖房能力も参考にしてください。

(3)APF(通年エネルギー消費効率)
1年間に必要な冷暖房能力を、1年間でエアコンが使用する電力量(期間消費電力量)で除した数値です。数字が大きいほど省エネです。

 

■冷蔵庫
現在の冷蔵庫は10年前と比べると約28〜35%の省エネ効果があります。

参照:一般財団法人 家電製品協会「2024年度版スマートライフおすすめBOOK」

【選び方】
ライフスタイルや、家族の人数などに合わせ、大きさ、機能を選ぶことが省エネにつながります。
また、インバーター機能や真空断熱技術を用いた冷蔵庫の省エネ性能が高くなっています。

(1)大きさ
冷蔵庫の大きさは、外形寸法の他、容量について L(リットル)で表示されています。

(2)年間消費電力量
一般的に、容量が大きいほどたくさんの電力を消費しますが、容量(リットル)が大きくなれば必ず消費電力量が大きくなるわけではありません。
家族の人数や、買い置きの量などに応じた容量のものを選ぶのがよいでしょう。

(3)冷凍室
消費電力量はとくに冷凍室の大きさに影響されます。それぞれのライフスタイルに合ったサイズを考慮して選ぶのがよいでしょう。

(4)機能
設置場所と使用頻度に合った、扉の開き方、ドアの数のものを選ぶのがよいでしょう。

 

■テレビ
現在の液晶テレビや有機ELテレビへの買換でも省エネ効果があります。

参照:一般財団法人 家電製品協会「2024年度版スマートライフおすすめBOOK」

【選び方】
部屋の広さや使う目的に合わせてテレビの大きさや機能を選びましょう。

(1)画面の大きさ
画面が大きいと、迫力がある、見やすいなどのメリットがありますが、一般に、画面が大きいほど消費電力量が大きくなります。部屋の大きさに合わせて選ぶようにしましょう。

(2)機能
ダブルデジタルチューナーや録画機能などを有する機種がありますが、一般的に、機能が多い方が消費電力量も大きくなりますので、使用方法に合わせて選ぶようにしましょう。
「明るさセンサー、オフタイマー、無操作自動オフ、無信号自動オフなどの省電力機能を持つ機種を選んで活用すれば省エネになります。

(3)待機時消費電力
主電源を切らないと、リモコンによる指示待ちなどのために、わずかに電気を消費しますが、最近のテレビは待機時消費電力が大きく削減されており、0.1W以下の機種も増えています。

出典:経済産業省資源エネルギー庁「機器の買換で省エネ節約」
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/choice/?_fsi=n1XzNQ8u

 

まとめ
世帯別の1日あたりの電気料金、省エネ機器の現状と機器の選び方について見てきました。電気料金の高騰はまだ続くと予想されているので、省エネ機器への買換も電気料金を削減する一つの手段となります。
また、世帯人数が増えていくごとに電気料金も上がっていくこともわかりました。家庭の中で、エアコンを使用する際は一つの部屋に集まり使用したり、冷蔵庫の中を整理したりするといったライフスタイルの見直しも省エネにつながります。電気を無駄にせず、賢く利用していきましょう。

ページトップ